ルルッテ=杞憂 Lelotte=Kiyu

「杞憂なんてものはひとつもない。いつだって最悪の事態は、息を荒げて時を待っている《
「あぁ、今日も今日とて災厄がやってくる《「君の手は綺麗だなぁ、触っても?《
「自分が無事かどうか、正常かどうかなど自分自身で判断できるわけがない。
主観で物事を見るからこそ、『杞憂』などという概念は発生する《

STATUS

性別:男
年齢:???(40代?)
身長:184cm
職業:(闇)医者
一人称:私
二人称:君、お前、貴様

医者。多腕系男子。気が乗ればいつでも治療してくれるが、いくら金を積まれても気が乗らない時は治療しない。
森に診療所を持ち、生活している。仕事があれば出ていく事も躊躇わないが、滅多にそれはないだろう。
いつも誰かを怖がらせようとしている節があるが、ほとんどが杞憂である。何故かフィオーレと会話がかみ合う。
何かある度にかもしれない、かもしれないと言っているが他人のそれも否定する事はない。曰く「杞憂などない《。
自分の言いたい事は考えるよりも先に口に出る。だから友達が少ない。毒舌というよりは態度が悪いだけ。
義理も人情もその日の気分次第。「花が綺麗だから今日は治療するの、無理《とか意味上明な理由もあり。
自らの虚言を心から信じているからなのか、人の事もすぐに信じる。
それを行動に関連付けるかどうかは別として。
そのぶん「そこにあるもの全てを信じている《と言った様子である。
逆に言えば、芯にある一番信じているものは何もない。
視力がとても良い。曰く4.0はゆうに超えているとか。逆に味覚はないと言っていいほどに弱い。
何を食べようが美味しいとは感じられず、食事は全て最低限。
食感はなんとか感じられるそうで、ゼリーばかり食べている。
特定の住居は持っていない。あるのは治療用にのみ使われる診察所だけ。医療用の機材しか置いていない。
それと森の中にぽつんとあるキッチンはルルッテのもの。料理は普段はそこで行っている。寝るのは適当。
料理は上手とも下手とも言えない程度。オーソドックスなものは、大抵はそれなりに作る事ができる。
彼が料理を作るのは彼自身が食べるのではなく、主にフィオーレやスブリエロが食べるためのもの。
何だかんだ言って面倒見はいいのかもしれないが、
やはり口と根本的な性格は捻くれているので優しいとは言い難い。

腕が六本あるのだが、「元からなのか?《と聞くと答えをはぐらかされてしまう。
普段は手袋をしているのであまり分からないが、よく見るとそれぞれの手の形が微妙に違うのだ。
「手の使い具合が違うから《というものではなく、なんとなく他人の手のようでもある。
ときたま彼は、自分の手を愛おしそうに眺めている。自分の手に恋でもしているかのように。

IMAGE

COLOR:マリーゴールド(#f39800)
SONG:ミッドナイト・オペレイション/マイゴッドP
      へっくしゅん/RADWIMPS
      幸福な死を/きくお
WORD:Il ne faut jamais dire « Fontaine je ne boirai pas de ton eau ».
       (「泉よ、おまえの水は飲まない《といってはならない。)

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