蝸芸
かげい

「……僕なんかが、そんなに偉そうなことを言う資格なんてないです」「Bさん、お茶が入りましたよ」
「ぎゃああああああああああああっ!!!!!来てる!!!来てます!!!!追っ手が!!!」
「性格も暗いし、これといった特技もなくて、……僕が、そんな事を言う価値はあるのかなって」
STATUS
性別:男
年齢:27歳
身長:168cm
職業:フリーター
一人称:僕
二人称:あなた、君
かたつむりのフードを着たネガティブ思考の青年。
本来の住居は森の外にあったが、今となっては寝泊まりも森で行っている。
何かに集中すると耳が聞こえなくなる。
現在は、ある程度自分の意志で邪魔な音をシャットアウトできるようになった。
だが、やはり聞こえなくなる事を直すことはできない。
何かを考えていたり、大きなショックがあった時には声をかけても反応しない。
鼻はいい。街にいるとどうしても色々な匂いが混ざって気持ち悪くなってしまうらしい。
だから街に出る時はマスクをしている。森や、自然の匂いは平気らしい。寧ろ好きなくらい。
よくバイト中にこっそり森に逃げ込んできた経験も。
自立するため何度も就職にはチャレンジしている。が、やはりバイトには何度もクビになっている。
友人はいないに等しい。別に友人を作りたくない訳でもないのだが、なかなか特定の人物と仲良くできずにいる。
それも友人と思った人を全て平等に扱うせいなのかもしれない。
良く言えば博愛主義者。誰も犠牲にする事ができない。それ故に優柔不断で、これといった趣味もない。
休みの日はぼーっとごろごろしているか、ラジオでも聞いているか。
何事にも謙虚で、自分に自信を持っていない。
自分の事を「何の取り柄もない、誰の役にも立てない人」だと言っている。
だが、密かに速記と速読が得意である。本人は「こんなものまだまだ」と言っているものの、速度はかなりのもの。
現在は一応、B.B.の店で働いている。普段は金の計算だとか、事務的なものだけを任されている。
実際に仕事に出るのはB.B.。とはいえ、蝸芸もたまに仕事に手伝わされる。次第に慣れてきたそうだ。
だが、まだまだ重要な仕事には連れて行ってもらえない。
実質一緒に暮らしているに近い為、B.B.の事はなんとなく分かってきている。
とはいえ、まだまだ本質は分からず仕舞いだが。
意外と運動能力は高い。小さい頃から弱気でからかわれる事が多かったため、親に空手を習わされていた。
現在の仕事を始めた頃よりは実戦経験を積み、多少の喧嘩ならば逃走する、または叩きのめす事が可能。
最近は人を違った視点で見られるようになってきたのかもしれない。
B.B.にだけは本気で喧嘩をするようになってきたのかも。
彼は「すべて」を好いている。
彼は「すべて」を幸せにしようとしている。
彼は「すべて」を救おうとしている。
彼は「すべて」を見捨てることができない。
故に、彼は誰も救えない。
IMAGE
COLOR:
■白群(#83ccd2)
SONG:boring bowling/すんzりヴぇrP
狭心症/RADWIMPS
WORD:La fete passee, adieu le saint.
(祭りは終わった、さよなら聖人様。)
A friend to all is a friend to none.
(万人の友はだれの友でもない。)
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