ふづき
Huduki

「あら、ボタンが取れていますよ。おっちょこちょいな方ですね」
「うふ、お話することなんて何もないですよ」「お嬢ちゃん、こんな所で遊んでると危ないよー」
「私にもあれくらいになる息子がいてね、あはは、のろけ話になっちゃうわ」
STATUS
性別:女
年齢:30歳
身長:162cm
職業:手芸屋
一人称:私
二人称:貴方
森の中でも、比較的街に近いほうに住んでいる女性。いつも膝掛けをして、車椅子で生活している。
おっとりとしていて、普段は笑顔を絶やさない。誰に対しても面倒見がよく、まるで母親のような人だろう。
自宅で小さな手芸屋を営んでおり、彼女の作ったマフラーや鞄などが少しながらも展示してある。
また、衣服の補修も請け負っている。仲のいい人には無料でしてあげることも少なくはないとか。
紅茶を淹れるのが好き。家に遊びに来た人には、よく自ら選んだ紅茶を振舞っている。
自宅の庭で趣味程度に茶葉の栽培もしているらしく、
それで作ったお茶もふるまうこともあるそうだ。お茶菓子も添えて。
ニコニコしているが不眠症。夜になっても全く眠らないため、彼女の家の電気は一晩中点いている。
しかも彼女は寝られない、とは言わず寝ていないと言っている。
はっきりと隈ができるほど睡眠が足りていないのに、彼女自身は眠れない事を気にしてはいないようだ。
しかし、やはり睡眠は足りないようで、時々車椅子に座ったまま寝てしまうことも。
彼女曰く、「帰ってくるのを待っている人がいる」そうだが、
その誰かがその家に帰ってきたのを見た人は誰もいない。
また家族と一緒に暮らしているような言動を見せるが、家族と一緒にいるところも誰も見たことがないのだそう。
それ以外は穏やかな女性そのもの。森にいる人の中でも、「まとも」な部類に入るだろう。
車椅子であることを気遣われながらも、街に買い物に行くときなんかは周囲の人と普通に接している。
近隣の街に友人もいるそうだ。
彼女には、軍人である夫と息子がいるらしい。
几帳面で規律に厳しい夫と、誠実で少しシャイな息子。
森にいる者で、彼らを見たことがある者はいない。仕事が忙しく、なかなか帰って来られないのだという。
今日も彼女は、遅くまで彼らの帰りを待っている。
IMAGE
COLOR:
■桃色(#f09199)
SONG:指きりげんまん/RADWIMPS
nostalgia/平井堅
WORD:Pas de nouvelles, bonnes nouvelles.
(便りがないのは、よい便り。)
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