灰色三号
はいいろさんごう

「人生超楽しいわーあー本当楽しいわー」「そうだな。此処は化け物の集まりだ」
「お前に言われたくないよ、そういう事は。十二分に弱いだろう、私もお前も」
「此処にいる時点で正常ではない事を分かっているはずだ。少なくとも医者、お前はそうだ」
STATUS
性別:男
年齢:???
身長:165cm
職業:???
一人称:私、僕、俺
二人称:君、お前、貴様、貴方
どこからともなく現れて、どこへともなく去ってゆく男性。森に住んでいるのだろうが居場所は分からない。
ふらふらとやって来ては、助言とも罵倒とも言える言葉を吐いてどこかへ行ってしまう。
掴み所がない……というよりは、元より掴むような確固たるものがないと言うべきか。
……そもそも、掴んでも何も得られないと言うべきか。
本人の性格自体は優柔不断な根暗。散々人に何か言っておいて、自分では何もしていない。
また胃腸が弱く、ちょっとしたストレスで……というか、ストレスが何もなくても胃が痛いと呻いている。
だから温かい緑茶が好き。マイ湯のみを持って、緑茶をすすりながら現れることも。
自分から物を食べないくせに、目の前に料理を出されれば大抵の量なら食べきるという不思議な食生活を送る。
おかげで不健康。眩暈だとか貧血だとか頭痛だとかは彼にとっては日常茶飯事であり、
逆にいちいち心配してほしくないんだとか。
大量のぬいぐるみを持っており、いつもその中のひとつを持ち歩いている。大抵は白いうさぎのぬいぐるみ。
他のバリエーションは、くま、カエル、イモムシ、とら、くらいだろうか。どれもふわふわ。
背中の翅で飛べるけど飛べと言われたら飛びたくなくなる。基本的に面倒くさい性格をしている。
普段はなんとなーく飛んでなんとなーく降りてる。実際はいつもちょっと浮いてる。
森から出た時とのギャップが凄い。陰気さはなくなり、明るく人当たりのよい性格になる。知人も多い。
街で動く時の名前は「六塚(むつか)」。どちらが彼の本性かは定かではない。
森にいる全員についてやたらと知っているような口ぶりで話すことがある。
実際、彼が何を知っていて、何を知っていないかは定かではない。
それに知っていそうな事について話すのも本人だけなので、「まだ」大事には至っていないのだろう。
スブリエロに此処に留まるよう言ったのも。
ルルッテに「異変」を気付かせたのも。
「扉」を見つけたのも。
「外」の人間を「調節」したのも。
すべて、「私」である。
IMAGE
COLOR:
■黄金(#e6b422)
SONG:学芸会/RADWIMPS
少女の交差点/マイゴッドP
WORD:Il faut battre le fer pendant qu'il est chaud.
(鉄は熱いうちに打たねばならぬ。)
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